マウスやキーボード操作を記録して同じ操作を再現出来るHiMacroEx

HiMacroEx

HiMacroExはマウス操作やキーボード操作を記録して、同じ操作を再現する事が出来る定番の自動化マクロソフトです。何度も同じ操作の繰り返しが必要な場面で、HiMacroExを使用して機械的に自動化する事で作業を効率化する事が出来ます。マクロといった言葉を聞くと何となく難しい印象を持ちますが、HiMacroExはユーザーが簡単に使用出来るように工夫されており、記録された操作はテキストで保存され、手軽に編集して操作内容を追加したり部分的に削除するといった事が出来ます。また、同じ操作を指定回数繰り返すループ機能や登録したホットキーでの操作、起動してから一定時間後に指定のマクロを実行、指定時間にマクロを実行といった自動実行機能も備えています。

対応環境は公式ではWindows 8/7/Vista/XP/2000となっていますが、11と10でも問題無く動作します。また、動作には事前にVB6.0ランタイムのインストールが必要です。HiMacroExはフリーソフトウェアですが現在動作するのか謎のYahoo!ツールバーが同梱されています。ツールバーのインストールはせずに使用する事は出来ますが、詳しくは下に記載します。

HiMacroExのダウンロードと準備

HiMacroExを開発している作者公式サイトのそうそうTOWNではダウンロード出来ないのでVectorからダウンロードします。

HiMacroEx ダウンロード

また、上述した通り動作にはVB6.0ランタイムが必要で、これを含むXTRM Runtimeも同時にダウンロードして先にインストールしておいて下さい。

VB6.0ランタイムのダウンロード

ダウンロードしたHiMacroExの圧縮ファイルを展開すると中に「yt7j_ipsy12.exe」というファイルが含まれており、これがYahoo!ツールバーのインストーラなのですが、事前に削除しておいて問題ありません。削除した状態でHiMacroExを起動しても初回起動時にツールバーのインストールに関する画面が表示されますが、「Yahoo!ツールバーをインストール」にはチェックは要れず「OK」で閉じます。

Yahoo!ツールバーのインストールの確認画面

HiMacroExの使い方

起動後、まずはメニューの「設定」を確認します。ここにある「マウスの移動記録」が標準で有効化されている筈ですが、記録量が膨大になるので無効化しておく事をお勧めします。「マウスクリック記録」が有効であればクリックの座標位置も記録されるので殆ど有効化しておく意味はありません。

設定メニュー

後は「記録」ボタンから記録を実行。実行中はマウスやキーボード操作がHiMacroExの書式に沿って記録されていきます。必要な記録を終えたら「記録」ボタンと同じ位置にある「終了」ボタンをクリック。下にある「再生」ボタンで記録された操作を実行します。

記録の実行

記録された内容には意図しない操作が含まれている場合もある筈です。記録が表示されている部分はエディタになっているので不要な部分をテキストエディタと同じ感覚で削除したり、メニューにある「命令」の「キー操作」から記録内に操作を挿入する事も出来ます。また、「システム」ではモニターのオン/オフや再起動といった命令を挿入する事も出来ます。

キー操作の挿入

意図通りのマクロが作成でき後々再利用する可能性が有る場合は「保存」でマクロをファイルとして保存しておく事が出来ます。保存は通常のテキスト形式の他、HiMacroEx独自の.hmc形式で保存する事も可能で、.hmc形式と関連付けしておけば直ぐにHiMacroExで開く事が出来ます。また、保存したマクロファイルはテキスト形式、.hmc形式共に「読込」から入力出来ます。

オプション画面

メニューの「設定」から「オプション画面表示」でオプション画面を見ていきます。「起動マクロ」の部分は保存してあるマクロファイルを登録しておけば起動時にそれを読み込みます。「ホットキー」はユーザー指定のキーで各操作を実行させる事が可能。「再生終了時の通知」は標準で「なし」となっていますが、再生がいつ終わったか分かり難いので音やダイアログを指定しておくのをお勧めします。

オプション 全般

上部のタブを「ホットキー」に切り替えて見ていきます。ここではユーザー指定のホットキーから登録したマクロを実行させる設定となります。下部にある「ホットキー」の欄でキーの組み合わせを入力、「マクロ」の欄で参照からマクロファイルを登録して「追加」で登録完了。

オプション ホットキー

「自動実行」を見ていきます。「起動後」はHiMacroExを起動してからの指定経過時間後にマクロを実行、「インターバル」は指定時間毎にマクロを実行、「毎日」は指定した時刻にマクロを実行します。こちらも「ホットキー」と同様に「追加」ボタンで登録します。

オプション 自動実行

HiMacroEx 備考

決して使用頻度は高くありませんがかなり昔から愛用しているソフトで、当時はこんな便利なソフトがあるんだなと感動しました。あまり具体的には書けませんが、筆者は過去にページをめくってスクリーンキャプチャ、更にページをめくってスクリーンキャプチャといった同じ操作を100回近く繰り返す作業をHiMacroExで自動化して使用していました。因みに上で書くのを忘れていましたが記述してあるマクロは画面左下にある「ループ」で指定回数繰り返し実行する事が出来ます。

思い通りの操作を実行するには待機時間の記述が重要になってきます。例えばマクロで何かしらのソフトウェアを起動して操作させる場合、そのソフトウェアが表示される前に操作の命令が送られても意図通りには動作しない筈です。そんな場合は1行使って2桁以上の数値を入力しておく事で待機時間を作る事が出来ます。待機時間はミリ秒単位となっているので、仮に1000と入力しておけば次の操作に移るまでに1秒待機、3000と入力しておけば3秒待機となります。

他、「C:\Users」のようにフォルダやファイルのパスを記述しておくと、そのパスのフォルダやファイルを起動する事が出来ます。「https://pc-memorandum.com/」といった具合にURLを記述しておくと既定のWebブラウザでWebページを表示、「@パソコン備忘録」のように記述しておけば@より後ろの文字を入力といった事も出来ます。まだまだ多くのコマンドがあり複雑な命令を作成出来ますが、これらの情報は公式サイトのHiMacroEx 命令一覧ページに掲載されています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました